せっかくだから、子供に喜んで欲しいんだけど。
そのお気持ち、よく分かります。
意気込んで釣りいってもボウズじゃ辛いですよね。
この記事では、子供とアジ釣りに行って、釣果が上がる方法をお教えします。
ちなみにボクの釣り経験は15年ぐらい。海釣りがメインでして、時々、川にうなぎ釣りにも行ったりします。
この経験を生かして説明します。
アジがいる釣り場ポイントの探しかた
出典:イシグロ
海釣り初心者の方は、「アジぐらいならどこの海でも釣れるでしょ」って思ってませんか。
あなたはもうボウズの第1歩を踏み出してます。
たしかにアジは身近な堤防で釣れますが、どこでもいいというわけではありません。
まずはアジのいる堤防等を探しましょう。
アジは主に群れで行動する習性があり、その群れがまわってくる場所じゃないと釣れません。
特に潮通しが良い場所がいいと言われています。
アジが釣れる場所の探し方は、ネット検索が一番です。
例えば、こちら
釣り場情報データベース
https://www.turiba-spot-ichiran.com/
各地方でいろんな釣り場情報サイトがあります。
必ずアジの釣れる場所を確認しておきましょうね。
アジが釣れる季節や時間
アジが釣れる季節は、アジの種類によっても差はありますが、お子さんも簡単に楽しめる堤防での小アジや豆アジならば、7月から10月前半くらいの期間です。
また、釣れる時間帯についてですが、よく朝早くと夕方が釣りには良いといいますよね。
もちろんそれは堤防でのアジ釣りにも当てはまりますが、アジの群れが釣り糸を垂らしたところに回ってこれば、日中でも釣れます。
だから、季節さえ間違わなければ、釣れる場所の情報さえあれば簡単に釣れます。
サビキ釣りが簡単で一番効率的
アジ釣りは意外に奥が深くて、いろんな釣り方があります。
ボクも最近はアジングというルアーを使ったアジ釣りを時々します。
居付きのアジといって回遊してるアジじゃなくて中型のアジを狙うならアジングは良いんですが、釣り自体難しいんです。
お子さんと小アジや豆アジを釣って楽しむなら、サビキ釣りがベスト。
アジが回ってきてたら、簡単に何十匹も釣れますよ。
サビキ釣りの仕掛けと釣り方
サビキ釣りは、小さなカゴに入れたコマセに寄ってきたアジを、エビに似せたハリに食いつかせる釣り方です。
仕掛けも簡単です。
画像出典:釣具のイシグロ
釣り道具屋で売ってる安い竿とリールセットに、市販のサビキ針仕掛けとカゴをつけるだけです。
サビキ釣りの釣り竿とリール
釣り竿とリールは釣り道具屋さんで2000円程度で売ってるセットの商品で十分です。
スマイルパックセット(イシグロ)
サビキ釣りハリセット
カゴもセットのハリスセットが簡単便利です。
下カゴセット(SASAME)
サビキ釣りにおすすめのコマセ
いろんなコマセが釣り道具屋さんに売ってますが、このようなパック商品が手も汚れず便利です。
アジ姫(マルキュー)
これらを使って、竿のガイドを通したリールの糸を「下カゴセット」に付けるだけです。
サビキ釣りのやり方
釣り方は、海中に仕掛けを沈めて、カゴに入れたコマセをばらまくイメージで竿を上下するだけ。
カゴからコマセが無くなれば補充します。
出典:Honda釣り倶楽部
これで、そこにアジがいれば簡単に釣れます。
サビキで釣れない時の対策
アジがたくさんいるのが見えるのに、仕掛けを海中に落としても釣れない時、理由は2つ考えられます。
アジがいるのに釣れない時はハリの大きさを確認
1つは、ハリが大きすぎる時です。
小さな豆アジなどの場合、ハリの大きさは0.5号くらいじゃないと釣れないと思います。
そこにいるアジが、食いつけるハリの大きさじゃないといけません。
ハリを小さくしてみましょう。
アジがいる水深に仕掛けを落としてみる
もう一つは、「棚」が悪いかもしれません。
棚とは、仕掛けを落としている水深のことです。
周りの釣り人はバンバン釣ってるのに、自分は釣れない時は、カゴと針が沈んでいる深さが、釣れてる人たちと違うのかもしれません。
仕掛けを落とす水深を調節してみましょう。
釣ったアジの持ち帰り方
出典:ORETSURI
釣ったアジの持ち帰り方は、「氷締め」して持ち帰りましょう。
氷を入れたクーラーボックスに海水を入れれば氷締めの準備完了。
釣れたらどんどんクーラーボックスにアジを入れていきます。
アジは一瞬で冷たい海水の中で「締り」ます。
帰るときは海水を捨てて、ジップロックなどの袋にアジを入れ、氷だけのクーラーボックスの中に入れて持ち帰りましょう。
まとめ
アジのサビキ釣りはお子さんでも簡単に釣れて、良い思い出になるのは間違いありません。
釣りも好きになるでしょうし、一度は近くのアジのいる堤防へ出かけてみませんか。
お子さんにライフジャケットを着せるなど、安全対策も万全にしてくださいね。